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歯が欠けた・折れた(外傷) trauma
緊急歯が欠けた・折れた・抜けたときはすぐにお電話ください。
歯の外傷は時間が勝負です。特に歯が抜けた場合は早急な対応が重要です。
予約制ですが、急患‧新患は随時受付しています。
元住吉駅西口から徒歩2分|川崎市中原区木月1-24-22
「転んで歯をぶつけた」「スポーツ中に歯が折れた」「子どもが顔を強打して歯が抜けた」—突然のケガに誰もが動揺します。歯の外傷(ケガ)は、子ども(乳幼児‧学童)に多い一方で、大人でも交通事故‧スポーツ‧転倒などで起こります。
大切なのは受傷直後の対応です。正しい応急処置と迅速な受診で、歯を残せる可能性が高まります。
ブレーメン通りのたぶち歯科(川崎市中原区‧元住吉)では、外傷の状態を素早く確認し、ガイドラインに沿った科学的根拠のある治療を行い、患者さまの歯を守るためにサポートします。
歯の外傷治療で大切にしていること
1.迅速かつ的確な初期対応

歯の外傷において、「時間」は何よりも重要な要素です。特に歯が完全に抜け落ちてしまった場合、再植の成功率は約30分以内の処置で大きく変わります。当院では、外傷の患者さまを急患として受け入れ、できる限り早く診療できる体制を整えています。
2.日本外傷歯学会のガイドラインに基づいた治療
歯の外傷は、その種類や程度によって最適な治療法が異なります。当院では日本外傷歯学会が定めた「歯の外傷治療ガイドライン」に準拠し、科学的根拠に基づいた診断と治療を行います。
3.将来を見据えた治療方針

歯の外傷は、受傷直後だけでなく、数か月後、数年後に問題が顕在化することも少なくありません。たとえば、歯の神経が壊死したり、歯根が吸収されたり、歯の変色が起こったりする場合があります。だからこそ、その場限りの処置ではなく、長期的な予後を見据えた治療計画と、綿密な経過観察が不可欠です。
4.患者さまとご家族への丁寧な説明
特にお子さまの外傷の場合、保護者の方も大きな不安を抱えていらっしゃいます。当院では、現在のお口の状態、今後起こりうるリスク、治療の選択肢について、わかりやすく丁寧にご説明します。そして患者さまご自身、あるいは保護者の方が納得された上で治療を進めていきます。
歯が欠けた・折れた・抜けたときの応急処置
歯が欠けた・折れた(破片がある)とき
- 欠けた破片を探す(捨てない)
- 口の中を水で軽くすすぐ(強くゆすがない)
- 出血があればガーゼ等で圧迫して止血
- できるだけ早く歯科へ(当日受診推奨)
欠け方によっては、 樹脂で形を整えたり、 破片を接着できる場合もあります。
歯がグラグラしているとき
- 触らない・動かさない
- 硬いものを噛まず、できるだけ安静
- すぐに受診
揺れが軽くても、歯の周りの組織が傷ついていることがあります。
歯が完全に抜けた(歯が取れた)とき:最優先で対応
歯が抜けた場合は、保存方法がとても重要です。
- 歯を見つけたら、歯の根っこ(先端)は触らない
- 汚れていたら、水で10秒ほどサッと流す(こすらない)
- 乾かさないことが最重要
– 最良:歯の保存液(例:ティースキーパー等)
– 次善:牛乳に浸す
– やむを得ない:本人の唾液に浸す/口の中(頬と歯ぐきの間)に入れておく
– NG:乾燥させる/水道水に長時間つける - 歯が抜けた場合は早急な対応が必要です
この対応が、その後の治療結果を左右します
迷わずすぐにお電話ください
歯の外傷にはどんな種類がある?
歯のケガは大きく分けて、「歯が欠ける・折れる」タイプと、「歯がズレる・抜ける」タイプがあります。
歯の外傷の分類(破折性・脱臼性)
歯が欠けた・歯が折れた(破折)

- 表面だけ欠けた(痛みは少ないことも)→ 早めの修復がおすすめ
- 深く折れてしみる/痛い(象牙質まで)→ 樹脂や接着で修復
- 神経が見えるほど折れた(強い痛み)→ 早急な処置が必要
- 根っこまで折れている可能性(レントゲンで確認)
歯がズレた・めり込んだ・抜けた(脱臼)

- 見た目は変わらないが衝撃があった(震盪)
- 少しグラつく(亜脱臼)
- 横にズレた/浮いたように長く見える(側方・挺出性脱臼)
- 歯が骨に押し込まれた(陥入性脱臼)
- 完全に抜け落ちた(完全脱臼・脱落)→ 最も緊急
歯だけじゃない:周囲のケガも要注意

- 歯槽骨骨折:複数の歯がまとめて動くと疑われます。骨ごと位置を戻し、長めの固定が必要になることがあります。
- 粘膜のケガ(裂傷・挫傷・擦過傷):出血は圧迫止血、必要なら縫合することもあります。
当院での治療の流れ
1.緊急対応と初期チェック
痛み・出血の確認と応急処置を行い、いつ・どうやってケガをしたか等を伺い、口の中と顔周りを確認します。
2.検査(必要に応じて複数)

- レントゲン:根の折れや骨折の有無を確認
- 揺れ・叩いた痛みの確認:損傷の程度を評価
- 神経の反応チェック:受傷直後は正確に判断できないこともあるため、経過を見ながら再検査する場合があります
- 口腔内写真:治療前後の記録として残します
3.治療方針の説明
検査結果をもとに、治療の選択肢・メリットデメリット・見通しを丁寧に説明します。
4.治療(状態により組み合わせ)

- 位置を戻す(整復)
- 固定(ワイヤーや樹脂で動かないように):目安は2〜4週間、骨折を伴うと長くなることがあります
- 抜けた歯を戻す(再植):保存状態と経過時間が重要です。必要に応じて後日、根の治療を行います
- 欠け・折れの修復:樹脂で形を戻す/破片の接着/被せ物など
5.経過観察
外傷は後から問題が出ることがあるため、定期チェックが必要です。
起こりうる変化の例
- 神経のトラブル(壊死・感染)
- 根の吸収
- 歯の変色
- 骨の吸収
- 成長期は根の成長が止まることも
当院では受傷後、1週間・1か月・3か月・6か月・1年、その後も定期的な観察を推奨しています。
お子さまの歯の外傷(乳歯・生えたての永久歯)
歯の外傷は1〜2歳、7〜8歳に多い傾向があります。
乳歯の外傷で特に注意すること
乳歯が強く押し込まれたり感染すると、下に控える永久歯に影響が出ることがあります(色や形の異常、向き、遅れて生えるなど)。軽く見えても受診と経過観察が重要です。
生えたての永久歯の外傷
根が完成していない時期は、できる限り歯の中(神経)を守り、根の成長を助けることが目標になります。治りやすい一方で合併症も起こり得るため、慎重な経過観察が必要です。
保護者の方へ
落ち着いて応急処置を行い、早めに歯科へ。お子さまの不安を和らげながら、治療方針を丁寧に共有します。
【保護者の方へ】歯の外傷 応急処置ガイド

予防(歯の外傷を防ぐ・減らす)
- スポーツマウスガード:コンタクトスポーツや転倒リスクのあるスポーツに推奨。歯科で作るタイプはフィットしやすく保護効果が高まりやすいです。
- 家庭内の転倒対策:段差、角、床の物など環境整備。
- 定期検診:むし歯や歯周病で歯が弱いとダメージが大きくなりやすい。
長期的な予後(あとから出る問題)まで含めて守ります
歯の外傷は「その場の処置」で終わりません。むしろ、経過観察が歯を長く守る鍵です。時間が経っていてもできることがある場合がありますので、あきらめずにご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
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歯が抜けた後、水道水で洗ってもいいですか?
短時間(10秒程度)のサッと洗いはOKですが、長時間つけたり、ゴシゴシこするのはNGです。歯の表面に再植成功の鍵となる組織(歯根膜)がついているため、できるだけ触らず、牛乳か保存液に入れてください。
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子どもが転んで歯をぶつけましたが、見た目は大丈夫そうです。受診は必要ですか?
見た目が普通でも、中で神経や根がダメージを受けていることがあります。数か月後に変色や痛みが出ることもあるため、早めの受診と経過観察をおすすめします。
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歯が少し欠けただけですが、痛みがありません。放っておいても大丈夫?
痛みが少なくても、欠けた角で舌や唇を傷つけることがあり、将来的にむし歯リスクも上がります。早めに修復することをおすすめします。
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歯が抜けてから30分以上経っていますが、もう手遅れですか?
30分以内が理想ですが、時間が経っていてもあきらめないでください。保存状態(乾燥させていないか)が重要です。すぐにご連絡ください。
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乳歯が抜けた場合も再植できますか?
乳歯は原則として再植しないことが多いです。理由は、下にある永久歯への影響を考慮するためです。状態を確認させていただきますので、まずはご相談ください。
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スポーツ中のケガが心配です。マウスガードは必要ですか?
ラグビー、バスケ、野球などコンタクトスポーツや転倒リスクのあるスポーツでは、マウスガードの着用を強くおすすめします。当院では歯科で作るカスタムメイドのマウスガードを提供しています。
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治療後、どのくらいの期間通院が必要ですか?
外傷の種類により異なりますが、受傷後1週間・1か月・3か月・6か月・1年を目安に経過観察を行います。後から問題が出ることがあるため、定期的なチェックが重要です。
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川崎市・元住吉で急患対応してもらえますか?
はい、急患・新患は随時受付しています。まずはお電話ください(044-411-6480)。元住吉駅西口から徒歩2分、ブレーメン通り沿いです。
突然の外傷でも、安心してご相談ください

「歯が折れた」「子どもが転んで歯をぶつけた」など、急な外傷はパニックになりがちです。
まずは落ち着いて当院へお電話ください。
状況を伺い、できる限り早く診療できるよう調整します。
受診前にできる応急処置もお伝えします。
歯の外傷は時間との勝負です。迷わずご連絡ください。
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